

『足るを知るメソッド』の教科書
【はじめに】
『足るを知るメソッド』とは
『足るを知るメソッド』は、2017年3月に生まれた新しい心理カウンセリング法です。従来の心理カウンセリング法が過去に焦点を当てトラウマを解消するのが一般的だったのに対し、『足るを知るメソッド』は今に焦点を当て、視点を切り変えることでカウンセリングするのが特徴です。
この方法でカウンセリングをすると、心が満たされて感謝の念が湧いてくることから、『足るを知るメソッド』と名づけられました。
カウンセリング後の感覚は、例えるなら、「大自然に囲まれたら、自分の悩みなんてちっぽけだと思えてどうでもよくなった!」とか、「大病に冒されたら、ただ生きているだけでありがたいと気づけた!」というような感覚に似ています。このような感覚があると、一日一日を大事に過ごそうと思えたり、身近な人を大切にしようと思えたりしますよね。その感覚を、大自然に囲まれることなく、大病に冒されることもなく、簡単に思い出す方法を体系化したものが、この『足るを知るメソッド』なのです。
また、この『足るを知るメソッド』を使って行うセルフカウンセリングを、『たるしる式セルフカウンセリング』と呼びます。

"足るを知る状態"とは

"足るを知る状態"とは、『たるしる式セルフカウンセリング』をおこなった後の、リラックスした心身の状態のことを指します。
具体的には、以下のような状態が挙げられます。
・体の力が抜けている
・深い呼吸をできている
・不安がない
・物事に動じない etc...
この"足るを知る状態"が、周囲の影響を受けていない、その人本来の気持ちが現れる素の状態なので、"足るを知る状態"と今の状態とを照らし合わせることで、「今セルフカウンセリングが必要かどうか」を判断することができます。
また、"足るを知る状態"を基準として覚えておくことで、今の自分が感情的かどうかを判断できるので、感情に振り回されにくい、自分軸に沿った生き方をできるようになります。